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ホイールの掃除

ブレーキダストの掃除をしてみた
 以前に中古車の販売や新車の販売を生業としていた事があり、その時には来る日も来る日も売り物のクルマを洗うという事をしていたので、何時の日か自分のクルマを洗うというのがすっかり面倒くさくなってしまった。
 ドイツというかヨーロッパのクルマはブレーキダストが派手に出るとは聞いていたが本当にその通りで、ちょっと洗車をさぼっているとホイールがかなり汚くなる。
 そこで年末の休みを使って一念発起してホイールを掃除してみる事にした。
文、写真:武田和宏

 

ブレーキダスト

 大分前の話しになるがテレビの宣伝でホイールの掃除用に泡を吹きかけるだけでブレーキダストが綺麗に流れ落ちるという宣伝があって、あんな便利なものがあるならいつか使って見ようと思っていたのだが、そもそも洗車そのものを滅多にしないので、使う機会もなかった。
 ところがアメリカ製ではあるがドイツのメーカーのクルマを買ってみると本当にブレーキダストが良く出てくれる。お陰でシルバーの綺麗なホイールが薄汚れていたので、良い機会だと思って近所のホームセンターに行ってホイールのクリーナーを探してみた。

 普段こういうものに縁が無いだけにどれを使ったら良いのかさっぱり分からないので、適当に選んだのだが今回紹介する製品で、ワックスなどで有名なソフト99 製のブレーキダストクリーナーというものである。
 謳い文句としてはホイールに洗剤をかけて数分放置してから水で洗い流すと汚れが落ちるというものであるが、ブラシが一緒についているところを見るとかけるだけで汚れが落ちると言うことでも無さそうである。
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水をかけたホイールに洗剤を吹きかけた状態
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泡が汚れを洗い流すという感じでは無い
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ブラシでこすると汚れは簡単に取れる
実際の作業

 説明書に従って作業をする事にするが、まずはホイールに十分に水をかけた後に泡状の洗剤をホイールに満遍なくかける。この際にボディに洗剤がかかると変色をする可能性があるとの事なので、作業は風の無いところでやるのが良いかも知れない。

 ここでイメージが違っていたのは泡状の洗剤はもっとムースのようなもので容器から吹き出されてホイールが泡に包まれるのかと勝手に思っていたのだが、洗剤を吹きかけるのは全て容器についているレバーを引く人力によるもので、水をかけたホイールが乾かない内に 4 本全部にかけようとすると結構疲れる。また、出てくる洗剤は分かりやすく言うとお風呂の洗剤のようなもので、かなりの量をかけても見た目にはあまり迫力は無い。別に洗剤に迫力はいらないんですけど。

 またテレビで見たのは泡をかけると汚れが変色して流れ出していたが、この洗剤はそういう変化は無い。汚れが浮いて水で洗い流す時に流れるタイプなのだろう。ただ、見る限りではそう簡単に流れそうにもなかったので、付属のブラシで汚れをこすってみたところこれが簡単に汚れが取れるようになっていた。テレビで見たのはこの製品では無いと思うので、私の勝手な想像と比較しても意味は無いし、あくまでもこの製品に罪は無い事はお断りしておきます。

 付属のブラシもこの程度のメッシュとスポークの間のようなタイプのホイールには有効な形状で細かいところも特に力を入れてこする必要も無く、下向きになる部分も簡単に掃除が出来た。ただ、これ以上細かいメッシュタイプのホイールや、ディッシュタイプの場合はまた違ったスポンジの形状が良いのだろうから、購入する際に気をつけた方が良いかも知れない。洗剤をかけてから数分おいて、乾かない内に水で洗い流せとあるので、このスポンジブラシでこする時間が結構重要になる。イスを出して座ってのんびりとという訳にも行かないので、ここをどう効率的に作業できるかがポイントだろう。
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洗い上がりはキラキラのホイール
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ブレーキローターは水で茶色に変色
洗い上がり

 ブラシでこすった後から水をかけると汚れは見事に落ちて、本来の輝きを取り戻した。「そう言えばこういう風に輝いていたなこのホイールは」というのが感想である。やはり綺麗にしておくのは気持ちが良いものではある。
 ただ、そもそも洗車が面倒くさい身としては「もっと簡単にできるものは無いのか」という気もするし、そもそもこんな事自体をしたくないというのが正直なところである。そういう意味では次回はホイールのコーティングというのをやってみようかと考えている。経験者に聞くと結構効果があるとの話しなので、実験次第、結果をご報告したい。

 また写真ではわかりにくいかも知れないが、かなり大量の水をホイールにかけるので、ブレーキローターはすぐに変色してしまう。従って作業後に走り出す時は少しの距離を慎重にブレーキテストをしながら走る必要がありそうだ。

 それとこれは洗車に対する価値観の差ではあると思うが、 1 回の使用でボトル1 本を使い切ってしまうというのも何となくもったいない感じがする。まあ、 880 円だしと納得はするが、そもそもはブレーキダストが出ないブレーキを早く標準で採用して欲しいものである。

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