
2008/12/23
三十路オンナのちゃっかり中古車選び
Vol.2 ルノー・カングーで私もハッピーになれる!?...
せっかく乗るならおしゃれでかわいく、私に似合うクルマがいい。[ PR ] 趣味を仕事に変える! そんなの無理だと思っていませんか?
ルノー・カングー:1997年の本国デビュー以来、正規輸入されたのはフェイズ1後期、フェイズ2の前期、後期(現行の最終型)、さらにいくつかの限定バージョンも。本国では四駆モデルや商用モデルなどもあり、非常に多彩なラインナップで世界に200万台も売れた大人気車種。独特のかわいらしいスタイルやカラー、5人乗車にたっぷりの荷室、それでも5ナンバーという取り回しやすいサイズに、スタイルから想像できない走りの楽しさなど、オンリーワンの存在として、日本でも非常に人気の車種に。ルノージャポンも、当初は予想していなかった日本での人気に、少し戸惑った(ルノー広報S氏・談)そうで、その後は日産からの情報なども取り入れ、日本市場向けに徐々に改良が加えられてきた。
残念ながら、来年春には日本にも後継車種が登場するため(本国では併売中)、生産はこの夏で終了。すでに受注されたものだけが来年日本に入ってきて、春頃には新車販売も終了見込み。後継車は3ナンバーサイズになってしまうため、このサイズが欲しい人はラストチャンス!そしてその後は中古市場で探すべし!(写真:カングー王子と共に...)
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かわいいだけじゃない!フランスから来た小粋なクルマです♪ミニカーでもいいから欲しい!
小さい私が乗ってもいい感じ♪あと4人も乗れますわよ!ファミリー志向のダーリン募集中!!
結婚するまではコペン、結婚したらカングーよねっ!
三十路の妙味を堪能中のわたくし、ホワイト慶子が、今リアルに欲しいクルマを追いかけて、専門ショップに買い方をご指南いただいちゃおうというこの企画、第二回は「ルノー・カングー」でございます。
え~、何を隠そう、ペーパードライバーでクルマのことは何も知らなかった20代の私が、最初のクルマとして悩んだのが、今の愛車コペンとこのカングーだったのでした。実はその頃は、ルノーがどこの会社かも知らなかったけど(笑)ある日、環八沿いの店に展示してあった黄色いカングーにひと目ボレ!翌日には、フラフラと見学に行き、試乗こそしませんでしたが(ペーパーですから...)、内装やらシートやら色やらに心奪われ、本気で悩んだものでした。
当時は「ツーシーターなんて結婚するまでよっ!今しか乗れないンだから!」なんて思ってコペンを買ったわけですが、最近カングーが猛烈に気になりだしてきました...。やっぱりファミリー志向になってきたのかしら?マッチ売りの少女じゃないけど、クリスマスを前に、あったかい家庭の団らんを、窓の外から見つめているような寂寥感...(笑)。
正直、来年こそは、ベターハーフを見つけたい!そのためには、まず意識改革ですわっ!クルマで「ファミリー志向」をアピールして、家庭を求める男子を捕獲...もとい(笑)未来のあるおつき合いをさせていただきたい!!
...前置きに必要以上に力が入っておりますが(笑)、今回はなんと豪華に2店へ取材!カングーマスター達に、たっぷりお話聞いてきましたっ。
Auto Styleのカングー王子こと、森一真さん。「カングーのご相談は、お任せください!ちょっとした整備もやりますよ。」という30歳、独身!人生まるごと頼っちゃいたいわ~(笑)。
ルノー小平店の店長、カングーキングこと中川団さん。元いた日産のクルマが一番だと思っていたが、異動してからルノー車を徹底的に乗り、今や良さを伝える伝道師に!「ルノーでは、かなり自由にやらせてもらってますね(笑)」
カングー王子とカングーキングが、やさし~く手ほどき...キャッ♪
今回お話を伺ったショップは、自由が丘にほど近い、目黒通り沿いのAuto Stylesさん。こだわりの輸入車を多数取り扱い、中でもカングーには力を入れていて、取扱店数は全国でもピカイチで、本などにも紹介されています。伺った日には7台が在庫され、もちろんどれも程度は極上!カングーについては、カーアドバイザー森一真さんがバッチリ相談に乗って下さいました。めっちゃさわやかやないか~い!というわけで、「カングー王子」と勝手に命名(笑)。
もうひとつのお店は、なんとルノー小平店...オキテ破りの正規ディーラーやないか~い!!(笑)こちらは、認定中古車も新車も取り扱うディーラーさんですが、実はココ、ちょっと変わったショップなのです...のちほどご紹介しますが、こちらのショップのステッカーは、カングーミーティングでも羨望の的!全国のカングーオーナーからの信望も厚い「カングーキング」中川団店長にお話を伺いました。
ではでは、カングーの買い方指南、スタ~トゥ~!!
まったりとした表情のフェイズ1(写真は当サイト過去記事より)
こちらはフェイズ2の前期型。目元がキリッと引き締まり、バンパー部分にも塗装カラーが使われている。(同上)
チェック1:お値打ちなフェイズ1、日本車から乗り換えならフェイズ2
まずは、買いたい型を決めましょう!大きく分けて、フェイズ1と2があるのですが、それぞれどんなポイントが?
王子 「フェイズ1の方がルノーらしさがあるという方も。顔もまったりとかわいいですし。また、40~50万円の差があるので、ご予算の都合でフェイズ1を狙っている方も少なくありません。」
フェイズ1は1.4Lのため、1.6Lのフェイズ2と比べるとパワー不足を感じるかも知れないが、日本での認知度も高く、さらにこの価格差!わざわざUSEDで買うなら、新車と価格差があまりない2より1がお値打ちかも。
キング 「うちではうちではできるだけ最終型をお勧めしています。「クルマは当然壊れないもの」考えている、日本車からの乗り換えの方には特にね。」
キングによると、フェイズ1は右ハンドルの英国仕様をほぼそのまま持ってきていたので、日本独特の気候にまだ対応しきれていない。フェイズ2の後期、つまり最終型になると、日産から派遣されてきた日本人の視察により、湿度の高さや寒暖の差などに対応した電装関係の補強などができているそう。
年間2500台程度という日本の小さい市場に力を注ぐのには理由があって、日本仕様を壊れないようして日本で人気が出れば「あの品質にうるさい日本人が買っている」と、アジアで売りやすくなるんだそうでう。悲願の(?)アメリカ進出に向けても、日本ユーザのお墨付きが欲しいとか。ナルホド納得!!ちょっと誇らしいなあ。
キング 「あと、もし新車から3年以内のクルマを買った場合は、ルノー正規ディーラーで新車保証(3年)の継承ができますよ」
ディーラーでの点検が必須となりますが、中古車でもメーカーの新車保証が受けられるのはおトク!どこで買っても、3年の新車保証が切れる前ならばディーラーへ持っていけば大丈夫だそうですよ。ただし、フェイズ2の特に後期についてはまだ出て2年のため、タマがほとんどない。逆に、3年で車検切れが出始める来年が狙い目かも知れません。
というわけで、ご予算少なめ、まったり顔希望の方はフェイズ1、日本車から乗り換えの方はフェイズ2がおススメ!基本的には、どのクルマもまだ10年程度で、排気量も小さく負担がないので、壊れる心配はあまりしなくてよいでしょう。
ボンネットが、普通とは逆に開くアリゲータータイプなのもかわいい!が、正直、整備はやりにくいらしい...(笑)
エンジンルームも、ちょっと特殊?なんとオイルゲージは下方に隠れているため、簡単にはチェックできない!
チェック2:年式よりも距離をチェック!
キング 「とにかく、走行距離が"適正"かどうかを注意して見ますね。」
年式が古くても、走行距離によって故障の頻度が変わるそう。ちなみに「適正」というのは、年に7000km~13000km程度。これより少ないと、置きっぱなしになっていて、エンジンがよく回らないことがある。また、買ってからすぐ調子が悪くて、あまり乗らなかった可能性もあるそうなので、3~5年経っていて、あまり走っていないものは要注意です。
2段階で180°近く開く、ダブルハッチドア。座ってちょうど良いくらいの高さ。
リアウィンドウ中央のピラーが、ちょっと邪魔といえば邪魔だけど、本当にバック・シャンです!かわいい!
狭い街中では、この両側スライドドアが便利!
チェック3:ダブルバックドア、両側スライドドア希望ならフェイズ2を!
王子 「キャンプをする方などで、ハッチバックを屋根に...という方の他、やっぱり観音開きのバックドアが人気です。」
そう!もうひとつ、カングーのチャームポイント!いわゆる「観音開き」のダブルバックドアは、日本に正規輸入されたクルマの場合、フェイズ2からとなっています。開ける際に、ハッチバックほど場所を取りません。また、フェイズ1では両側も選択可能になったものの、確実に両側スライドが必要な場合は、やはりフェイズ2を選択するのが賢明でしょう。
ルノー小平店には、新車MTが2台ありました!「もう発注できないので、とりあえずあと数台はおさえてあります」
足を置いてみるとわかるが、ペダルは絶妙のポジショニング。走ってみた~い!
チェック4:排気量とトランスミッションも確認!
排気量は、フェイズ1が1.4L、フェイズ2が1.6Lとなっており、やはりパワーの点ではフェイズ2に軍配。
キング 「カングーのATは壊れやすいという話もありましたが、ATがよく売れる日本での販売を開始したあと、どんどん改良されていますから...。」
なるほど、本国ではMTが主流なので、不具合が見つかりにくかったわけですね。2002年以降、少しずつ改良されて、新しいものほど故障が少ないそうです。
王子によると、MTは価格としてはATと差がないものの、やはり見つかりにくいとか。カングーのMTは初期モデルから右ハンドル化の際のペダルオフセットがすごく良くできていて、乗って楽しい、燃費もおトクという、素晴らしいクルマだそうですよ。MT好きなら、ちょっとがんばって探してみる価値はあるかも!私も乗ってみた~い!
ルノー小平店では、現行4色がチェックできた(写真は新車)。
Auto Styleでは、古いカタログも揃っているので、当時販売されていた色を確認してから探してもらったり、オールペンすることも可能!
チェック5:カラーはタマ数に差がありますよ~
さてやっぱり重要なカラーのお話。フランス車の魅力のひとつが、なんともいえないあのカラーリングですよね。日本車にはない、微妙な色合いで、どれにしようか迷っちゃう!個人的には、クルマの内側にまで塗装色が見えているカングーは、特に色が重要な気がします!
王子 「インテンスブルーがタマ数ありますね。シルバーは人気薄。注文受付だった特別色は、当時も半年待ちだったので、なかなか中古市場には出てこず、かなり稀少ですよ。」
王子の店では、30万円ほどでオールペンも行っているので、稀少カラーをご希望の方はご相談を!もしかすると、その方がリーズナブルな可能性も!?
キング 「注意したいのは、赤。この色はクリアを吹いておらず、熱の影響などで少しずつ色褪せしてくるんです。あの褪せた赤がまたいい、という方もけっこういらっしゃいますけどね(笑)」
おっと!特に熱くなるボンネットから退色し始めることが多いそうなので、赤を買う場合はボンネットの色味をチェックしましょうね!
ちなみに、一番人気はどちらもイエロー。国産車からの乗り換えの人はブルーを選ぶ傾向だとか。グラシエホワイトなる白も、角度によってはうっすらとブルーを含んでいて美しいですよ、とキング。ぱっと見「冷蔵庫っぽいなー」と思っていましたが(笑)、見てみると確かに氷河のような複雑な色合い。白とかイエローは、黒モールの色も映えます!
ちなみに、カラーは当サイトの過去記事でもチェックできます!フェイズ2前期モデルの内装も詳しくご紹介しているのでぜひ見てみて下さいね。